ContextCaptureユーザーガイド

必要な領域

リコンストラクションの最大範囲を定義します。

必要な領域」は、リコンストラクションの空間参照系におけるXYZ軸から成る3Dボックスにより設定されます。

既定では、必要な領域によって対象解像度の領域に自動的に焦点を合わせます。各写真で、ブロックのタイポイントの解像度に関する統計が計算され、配布のコアにおける点が選択されます。必要な領域は、選択したこれらのブロックタイポイントの境界ボックスとして定義されます。「領域をリセット...」ボタンを使用して必要な領域を上記の既定の設定(スマートモード)、またはアウトライア/外れ値除去後に得られるブロックのタイポイントの境界ボックス(最大モード)にリセットできます。最大モードでは必要な領域に距離の背景領域が含まれ、必要な領域の手動による調整が必要になる可能性があります。

対象範囲の編集

このボタンをクリックすると、必要な領域を3Dビュー上で対話方式で編集できます。

ボックスの側面をマウスでつかんでスライドさせて、モデル化する範囲を限定していきます。

対象範囲の編集

当該エリアのポリゴンをDGNファイルまたはKMLファイルで適用することにより、当該エリアをより詳細に定義することができます(リコンストラクションが座標付けされている場合)。方法は、「ポリゴンからインポート」ボタンをクリックして、KMLファイルまたはDGNファイルの必要な領域を指定します。このポリゴンファイルは2次元ポリゴンのみですが、インターフェイスから高さ(最も高い地点と、最も低い地点)を定義できます。

注記: 既定の境界ボックスは、ユーザーが処理する範囲よりも大きくなっていることがあります。たとえば、モデル化する対象物だけでなく、たまたま写真に写り込んだ背景まで含まれていることがよくあります。これはスマートモードで自動的に検出されません。そのため、通常は、必要な領域を狭くして、ボックスを小さくしていく作業を行います。しかし、既定の境界ボックスが、モデル化する対象物のタイポイントをすべて含んでいない場合もあります。たとえば、離れた所に建っている高い建物の上部が、ボックスに収まっていないことがあります。その場合は、その建物全体が含まれるように必要な領域を拡大してください。